南足柄市郷土資料館で「森のひなまつり」開催中

梅や早咲き桜が見ごろを迎え、本格的な春はもうすぐそばまで来ています!
南足柄市郷土資料館では、県内トップクラスのひな飾り合計80組を展示する「雛の館 森のひなまつり」が3/31(火)まで開催しています。

時代によって移り変わる「ひな飾り」

市民などから寄贈されたひな飾りは、華やかに所狭しと並びます

こちらの『雛の館 森のひなまつり』では、「段飾り」や「御殿飾り」のほか、「親王飾り」や「源氏枠飾り」など、江戸から昭和までの多彩なひな飾りが展示され、土雛や張子雛、和紙雛なども彩りを添えています。細かな装飾に当時の飾り方が再現され、展示の準備に約2カ月以上もかかるそうですよ!

同館で一番古いひな飾り「古今雛」。江戸時代後期に作られたもので、現在の雛人形はこの様式を受け継いでいるそう

ご自分のペースで館内をまわるのも良いですが、ぜひ、ボランティアガイドさんの説明や各所に設置された案内を読みながら鑑賞してみてください。時代によって男雛と女雛の並び方が違ったり、女雛の手の位置が違ったりと、うっかり見落としてしまいそうな違いを発見できますよ。

関西のユーモアセンスはひな人形にも生きていた!?

その中でも、個人的に衝撃的だったのは…
怒っていたり、泣きそうだったり、笑っていたりと喜怒哀楽の表情もある
三人仕丁(さんにんじちょう)ですが、関西系のものと並べてみると…

手に持っている道具の違い以上に、ツッコミを入れたくなるような表情やしぐさに目が離せなくなります!関西の方のユーモアセンスは、今も昔も変わらないのかと実感させられました。

独特なポーズで、おしゃべりをしているような三人仕丁もありました

こちらの「雛の館 森のひなまつり」は3/31(火)までですが、
ひなまつりを前に、NPO法人国際おりがみ教会の講師による「おりがみ教室」が開催され
今後は2/29(土)・3/1(日)各11:00~16:00(随時受付、参加無料)に予定されているので、こちらもチェックを!

お雛様が描かれた丸太たちが出迎えてくれます

 

イベント情報

日時

2020年2/15(土)~3/31(火)
9:00~16:30
※ 休館日:3/3まで無休(3/9、16、23、24、30は休館)

詳細情報

南足柄市役所

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