9月が近づくにつれ、暑いさなかにも秋の気配を感じる今日この頃。
南足柄市千津島の「酔芙蓉農道」では、これから少しずつその名を感じた「酔芙蓉」が咲きはじめます。
ひと足早く、その様子を探ってまいりました!
酔芙蓉農道散策
酔芙蓉とは
そもそも酔芙蓉とは、「咲き始めの朝には白く、時間が経つにつれ、紅く色づく」アオイ科の花のこと。
ここから酒匂川の水を飲んで酔ったかのようだと評され、花期には地元の方をはじめ多くの観光客が訪れます。
酔芙蓉農道
また、「酔芙蓉農道」とは千津島のふくざわ公園脇にある、その距離1㎞にわたる眺めの良い農道です。
地元の方々に管理され、時期が終わると根元から伐られてしまうのですが、夏には2mほどの高さに株が成長。
両側に700本の酔芙蓉と100本の芙蓉を、また箱根・丹沢エリアの山々を遠くにゆったりと眺めて散策ができ、足柄平野ならでは景色を堪能できるスポットです。
花はまだまだ
実際に足を運んでみると、開花した花はチラホラ。
お昼過ぎの時間帯に観賞したので「軽い酩酊」…といったところでしょうか(笑)。
花のつきはまだまだ多くはないものの、勢いよく花をあげている株もあり、訪れる季節を感じ取ることが出来ます。
酔芙蓉農道の周囲は田んぼに囲まれていて、実を付けた稲穂は首を垂れ、いよいよ秋の色に変わりはじめたよう。
秋は着実に近づいているのですね。
酔芙蓉まつり
酔芙蓉が見ごろを迎える9月下旬頃には、恒例の酔芙蓉まつりが開催される予定です。