県西地域などからよせられた子供と家族の作品が
ズラリと会場に展示される「あしがらアートの森」。
昨年までは、南足柄市にある旧北足柄中学校を会場に行われていましたが、
11回目となる今回は、南足柄市にある「県立足柄ふれあいの村」を会場に移し、
ふれあいの村の秋の恒例イベント「森の大地祭」とコラボして11/20(土)・21(日)に行われました。
多彩なワークショップや森のレストランなどの出店、音楽の生演奏もあり、
秋空心地よい二日間、新たなステージでの開催となりました。
今年の展示数は総数1400点以上!
展示されている作品は、幼稚園児・保育園児~中学生の「個人参加の部」、家族共同で作品づくりを行う「家族参加の部」、福祉法人の作品や森のアトリエ・きたきたの作品など。
総展示作品数は、絵画やオブジェなど合計1433点もあったそうです!
紅葉に染まる森全体がアート空間に
子どもたちの作品を観賞後は、ふれあいの村敷地内を巡ります。
森の中の散策路の先にある、さまざまある広場では、
ワークショップやフードコートなどが出店され、皆さん思い思いの時間を過ごされていました。
今回は、森の中の自然素材のみを使った「森のクラフト」に参加してみました!
どんなものを作ろうかと素材を組み合わせながら試行錯誤。
釘や金具は使わず、接着はご飯糊を使用するので、環境に負担をかけない造形です。
参加されたみなさん、さまざまな作品作りを楽しんでいました。
心を癒す森の音楽会
このほかにも、和太鼓やコーラス、クラリネットやアルプホルンなど「森の音楽会」と題した生演奏も行われました。
森の中が一気にコンサートホールに早変わり!
木々のざわめきや鳥のさえずりをバックサウンドに、心も癒やしてくれます。
アートで彩られた森歩き
合計5カ所ある広場や、それをつなぐ散策路には、
この日のために用意された、さまざまなアート作品が飾られていました。
また、各所に森の仲間達や植物などが彫られた手作りスタンプが設置され、
子どもたちはスタンプラリーを楽しみながら、いつの間にかスタンプでアート作品が出来上がっていました。
枝に設置された作品を見ていたら思わず森の木々を眺めていたり、
どんな作品だろうと足を止めて観賞していたら足元のどんぐりを発見したり、
肩ひじ張らず子どもたちも自然と融合したアートを楽しめたようです。
アートもグルメも散策も盛りだくさんに楽しめた、
今回の「あしがらアートの森with森の大地祭」。
帰りのシャトルバスを待つ間、
子供たちは来年はどんな絵を描こうかと意欲満々に話してくれました。
「あしがらアートの森」についての詳細はWEBサイトで
http://art-no-mori.com/
■Facebookでも開催情報を発信 https://www.facebook.com/art.ashigara