四季折々の風情を楽しめる南足柄市にある古刹、大雄山最乗寺。
この季節の見どころは、何といってもアジサイです。先日ご紹介した開成町よりも、標高が少し高いこちらの見ごろはこれから。
「最乗寺あじさい参道」とも呼ばれる仁王門から道了尊バス停までの約2㎞の遊歩道、「天狗の小径」を歩いてみました。
※開花状況は2021.6.13現在です
境内に続く約2㎞の遊歩道「天狗の小径」
最乗寺境内に続く天狗の小径は「かながわの古道50選」に選ばれ、樹齢350年~500年の巨木が多く立ち並んでいます。
すぐ脇の車道に平行して作られていますが、耳を澄ませば鳥の声や林のざわめきが聞こえ、自然を感じながらの散策にもピッタリ!
神奈川県の天然記念物に指定されている、この杉並木の下で咲くアジサイは、南足柄市民や大雄山最乗寺の信者の好意で約1万株も植樹されたそうです。
お目当ての紫陽花が凛とした表情で咲いていました♪
開花している株は少ないように見えたので、見ごろはこれからでしょうか。
約2㎞の遊歩道には何カ所か石段があり、上り坂が続きます。これからの時季は、周囲の方と十分な距離を離した上で、適宜マスクを外して水分補給をお忘れなく!
道了尊バス停でゴール
仁王門から歩いてきた「天狗の小径」は、この道了尊バス停まで。
バス停近くには、天狗のうちわをのせたレトロな電話ボックスがありました。
帰路はバスで大雄山駅へ。遊歩道に平行した車道沿いのアジサイは、遊歩道沿いよりも多めに咲いていましたよ。