箱根が\グッと/近くなる!県道731号
南足柄市矢倉沢~箱根町仙石原を連絡する約10.9㎞の県道「はこね金太郎ライン」が
ついに4月28日午前10時に開通。さっそく車で走ってみました!
こちらの道路は、県と南足柄市、箱根町、その他関係市町で「南足柄市と箱根町を連絡する道路に関する研究会」が2006年度に設置され、地下水や動植物に与える影響、広域的な観点からの効果に関する検討などが行われ、2013年度から事業を着手。
2019年度までの開通を目指して整備されていましたが、台風による大規模な崩落などにより開通が遅れていました。観光客の周遊ルートだけでなく、生活道路や災害時の代替ルートとしての役割もあるそうです。
※詳細は神奈川県HPで紹介されています
南足柄市から、いざ箱根町へ
南足柄市矢倉沢からのルートは、
県道78号 足柄古道バス停先・地蔵堂トンネルの手前を起点に、箱根仙石原に向かいます。
本日は開通初日ということもあり、自動車だけでなく、バイク・自転車のツーリング客の姿も目立ちます。
カーブや起伏が多く道幅が狭いので、対向車にも注意が必要です!
山々の新緑に気がとられ、前方不注意にならないように気をつけてください。
また、トンネル以外は照明灯がないので、夜間の通行も十分注意を!
なお、国立公園など自然環境豊かな地域を通過するこちらの道路は、
自然環境への影響を極力少なくするため、既存の林道を活用して整備されています。
定員11人以上の自動車や最大積載量3トン以上の貨物車は通行禁止となっています。
「金時見晴パーキング」で一休み
さらに、くねくね道を走ると、
標高約850mのところに「金時見晴(みはらし)パーキング」に到着。
晴れていると丹沢の大山などが眺められるようですが、本日はあいにくの曇り空です。
こちらには、お手洗いはありませんが、金時山・明神ヶ岳山頂に続く登山道が!
現在、足柄峠側から金時山への登山道が通行止めとなっているので、ハイカーにはありがたい。
箱根町仙石原の国道138号へ
「金時隧道」から箱根町に入ると、
くねくねの下り坂が続き、国道138号へ。
近隣には美術館や植物園などがあり、日本屈指の温泉リゾート地が広がります。
ちなみに、この道路を通ると
東名高速道路大井松田インターチェンジ(IC)から仙石原まで60~80分かかっていたのが、45分ほどに短縮。
コロナが収束したら、もっと気軽にあしがらエリアから箱根エリアの観光を楽しみたいっ!