富士山や里山の風景を見渡す高台に位置する大井町「おおいゆめの里」。その敷地内にある農村公園周辺を会場に、「大井・山田のかかし祭り」が今週末9/20(日)に開催されます。
そのプレイベント「創作かかし作り」を見学させていただきました。
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地元住民を中心に作られた、個性あふれる“かかし”
会場では、子どもから大人まで地元の方を中心に、金づちを使って骨組みを作ったり、完成のイメージに合わせた衣装を着せたりと、思い思いに試行錯誤する姿が印象的です。
これらで使われる材料は、地元建具店の木材やかんなくず、大井町社会福祉協議会から提供された古着など、有志から寄せられたものです。手ぶらで本格的なかかし作りができるとあり、遠方に住むお孫さんを誘って参加される方や、昨年も参加されたという地元の方も。
「地域の活性化に向けて何か貢献できないかとスタートし、今年で5年目を迎えます。今年はコロナウイルスの終息を祈願したアマビエや、ドラマで話題になったキャラクターなど、さまざまな作品を制作していただきました」と、大井のかかし祭り実行委員会代表の原田 征史さん。祭り当日は、過去の作品など合わせて約50作品を展示予定だそうです。
かかし祭り当日は「ミニマルシェ」などのイベントも
「大井・山田のかかし祭り」では、プレイベントで制作されたかかしの展示はもちろん、手作りかかしコンテスト(10:30から)、ミニマルシェ、スタンプラリーなども行われます。
秋の気配感じる大井町の風景とともに、ゆったりとした時間を楽しめそうです。
【開催概要】
日時 9/20(日)10:00~15:00
会場 おおいゆめの里 農村公園周辺
※雨天時は旧大井町農産加工所(郷土資料館隣)
☆かかしは9/20(日)~9/24(木)の期間、祭り会場に展示されます