あちらこちらで、ひなまつりのイベントが行われる足柄平野。なかでもひときわ特徴的なのがココ、開成町瀬戸屋敷で行われるひなまつりです。
ひとことでその魅力を述べるとすれば、やはり「古民家」と「雛人形」が一緒に見られる空間であること。だからこそ、行ってはじめてその独特の雰囲気に魅了されるのです。
開成町瀬戸屋敷ひなまつりの見どころ5選はコレ!
今回はそんな「開成町瀬戸屋敷ひなまつり」のぜひチェックすべきポイントを5つご紹介!初心者の方は(とくに!)ご一読されることをおススメします!
1.古の景色にそまる瀬戸屋敷を体感あれ
瀬戸屋敷のある集落一帯を「金井島村」と呼ばれていた江戸時代の頃、名主をつとめた瀬戸家のお屋敷(築300年)です。
その造りは巡検などに来る武士を接待できるようになっていて、屋敷の正門は身分の高い者のみが通行を許されたのだとか。
そんな歴史を踏まえながら、瀬戸屋敷の建物自体をめぐるのも一興ですヨ。
そして、その空間に多数の雛人形が並ぶ様はまさにタイムスリップしたかのよう!この異次元な雰囲気は行かなければ味わうことができません!
2.調度類や雛人形にも注目すべし!
なかでも、瀬戸家に江戸から伝わる雛飾りは、小田原藩主大久保家から瀬戸家にお輿入れがあったときに持ち込まれたそう。なので、よ~く見てみると、その面白さに触れられます!
調度類には大久保家の家紋が刻まれ、さらに書見台には伊勢物語が書かれているなど、精緻な細工についつい見入ってしまいます。
また、開成町内でみつかった「享保雛」も展示されます。享保雛とは、享保年間(300年頃前)に流行した豪華な雛飾りで、現代の雛人形のルーツにもなっているとか。
歴史的にも文化的にも、その「流れ」を味わうのもオツですよ!
3.婦人会特製の大つるし雛に圧倒!
開成町町制60周年を記念し制作された「大つるし雛」が今年も登場!。
いまから3年前より婦人会の方々が作りはじめ、2015年2月1日にはじめてお披露目されたもの。そのときには、長さ2.4メートル、直径1.5メートルの見事な姿に歓声の声が上がったそう。
しかもその数なんと2つ!
今回のひなまつりでも大つるし雛は瀬戸屋敷の蔵に展示され、見事な大きさには驚かざるを得ません!ぜひ、その迫力を体験してみては?
4.古民家であじさいちゃん尽くし!
昨年の「ゆるきゃらグランプリ」で好成績をおさめた、開成町の公式マスコット「あじさいちゃん」。
開成町にとどまらず、各地に出没しているので、可愛らしい姿に癒されてしまうファンも少なくないのでは?
そんなあじさいちゃん。イベント期間中には、瀬戸屋敷にもやってきますヨ!(雨天中止なのでご注意を。)
- 2月20日(土)11時00分~11時30分・13時00分~13時30分
- 2月27日(土)11時00分~11時30分・13時00分~13時30分
- 3月5日(土)11時00分~11時30分・13時00分~13時30分
さらに、期間中の平日には瀬戸屋敷のお雛様の中に隠れているあじさいちゃんを探すイベントも!
見事あじさいちゃんを見つけることができたら、先着50名様にプレゼントもあるそうです!瀬戸屋敷へ遊びに行ったお子さんは、ぜひ挑戦を!
5.あしがら地域のお土産や食事・農産物もチェックしよう!
せっかくあしがら地域の名所に来たのなら、お土産を持って帰りたい!そんな時はエリア内にある休憩場所などでご当地名産品や地場産品を購入できます!
なかでもオススメは開成町ブランドでもある「郷弁」です!
2月28日(日)、3月6日(日)の11時からは、案内所の前で郷弁を数量限定で、しかも特別価格で販売します!
そのほか、開成町ブランドをはじめ、様々なお土産が販売されます。開成町を存分に触れる・味わえるのは「開成町瀬戸屋敷ひなまつり」!
古の空間で江戸時代の風情を感じてみれば、良い思い出になるのではないでしょうか!
開催概要
開催期間
平成28年2月20日(土曜日)~3月6日(日曜日)
時間
午前10時~午後5時(最終入園午後4時)
会場
あしがり郷「瀬戸屋敷」
足柄上郡開成町金井島1336
入場料
400円(中学生以下無料)、団体割引(20名様以上)・障がい者割引あり
公式ウェブサイト
http://www.kaisei-hinamatsuri.com/