チャイナテラス櫻梅

箱根にあるホテルのレストランシェフとして活躍後、オープンしたこの店は、日本の「桜」と中国の「梅」を店名に入れ、料理を通して両国の架け橋になりたいという思いを込めて。地元の食材を使った本格的な中華料理は、お得なランチセットや野菜たっぷりの広東麺などが人気です。
「中国では春節の際に水餃子や春巻きを食べて新年を祝います。その餡の素材は、白菜やニラといった春野菜です。ちなみに、餃子の皮を練る際はぬるめの湯を使いますが、もっちりコシのある水餃子は水で。皮がうっすら透き通った水晶餃子は熱湯で練ります」と店主。
今回注文した水餃子の餡にも、白菜やニラがしっかり入り、口の中でジュワッと優しいエビの旨味が広がります。醤油や酢を付けても美味しいですが、香り高くコクのある黒酢もオススメだそう。水餃子の持ち帰りはできませんが、テイクアウトメニューも用意。
モットーに掲げる「情深味美」という言葉の通り、深く丁寧な味わいが広がります。