久しぶりの御朱印めぐり!
大きなお寺や神社だと御朱印をいただきやすいですよね?
「どこでお願いしたらいいのかな?」「ここは御朱印をいただけるのかな?」なんて思ったり。
今回の『円通寺』さんも、入口で呼び鈴を押す時はドキドキしましたが伺って良かった!
着いた時、とても心が乱れていた私・・・
乱れた経緯は後ほど(お恥ずかしい・・)
呼び鈴を押すと、「良くおいでくださいました」と優しい笑顔で副住職が出迎えてくれます。
まずは参拝をしましょう。
曹洞宗 龍雲山円通寺ホームページより
曹洞宗 龍雲山円通寺は本尊を釈迦如来とする曹洞宗の寺院です。
文明年間に鞠子川の洪水により諸堂悉く崩壊、現地に移転するとなりました。降って弘治三年蘭甫秀藝大和尚(円通寺開山)が甲州武田家の臣であった武尾五郎左衛門祖先(長安善久大禅定門)の補けをいただいて寺門の隆盛に尽力し堂塔完備した言われている。
現在の本堂は明治二十六年に再建されたものである。
記録によれば、欅、杉、桧等の木材一本一本はもとより、人工、縄、餅、米、豆等に至まで壇信徒の皆様の布施行によって建立されたとされています。
寺のある山北町の近くにある開成町に「円通寺」という地名があるが、かつて洪水で円通寺の本尊が流され、その地に漂着したとされる伝説が残っている。
現在のご住職は28代目。1557年(室町時代/弘治3年)からある寺院。円通寺と聞いて、開成町を思い浮かべたのですがホームページを見て納得しました。
副住職に導かれてご本尊の前で手を合わせます。
いつもはこれで終わりますが
ご住職に記帳していただいている間、副住職とお話しさせていただきました。初めての体験です!時間がある時は皆さんとお話しされているそう。
私の心が乱れた原因ですが、円通寺にたどり着く前に、運転がヘタで進むことも下がることもできなくなってしまい、近所の優しい方に助けていただきました。ホントに泣きそうだったので有難かったです。
「坐禅会」や「写経会」、お茶を愉しむ「喫茶去」などをされていて、檀家以外の方も気軽に訪れることができそうです。「坐禅会」の注意書きを見ると、気負わず参加できそう。
副住職のお話や、いただいた資料もとてもわかりやすいです。
ですが「書いてあることはわかりますが、理解することが難しい」んです!「最初からすべてを持っているのに、探してる自分」う~ん。これは落ち着きなく動き回る自分には難しい・・。でもこのお話を聞けたことはとても良い経験になりました。
外に出ると、しだれ桜の木があります。「老木なので樹木医と相談しながら手入れをしているんです。」とのこと。春にまた訪れたいな。
御朱印をいただく目的で伺いましたが、お寺の方とお話をすると心が落ち着くものですね。あまり考えすぎずに、事実に目を向けて生活していこうと思います。
素敵な御朱印をいただきました。ありがとうございます。
さて、道の説明です。
松田町から御殿場に向かって車で走っていると、「円通寺」の看板が見えます。ここで曲がっても行けますが、大きい車の方は
少し先の「上開戸」の信号の手前に駐車場があります。向かって左側に整備された歩道から円通寺へ。(写っているのは歩道橋の階段です)
曹洞宗 龍雲山円通寺
〒258-0115 神奈川県足柄上郡山北町谷ケ303
電話;0465-77-2738
*ご住職が留守の場合がありますので、あらかじめ連絡をすることをおすすめします。
*JR御殿場線、谷峨駅から徒歩5分。