南足柄市郷土資料館30周年記念「雛の館・森のひなまつり」開催中!

ひな祭りの季節がやってきました。
開館30周年を迎える南足柄市郷土資料館では、「雛の館・森のひなまつり」を3月31日(木)まで開催しています。

今回は、江戸・明治・大正・昭和のお雛様や和紙人形、豆雛、土雛人形などに加えて
“ゴシック&ロリータ”で話題となった岐阜県にある節句人形の製造卸問屋「後藤人形」の特別協力による特別展もあり、県内トップクラスの展示数。
見ごたえ十分の展示内容となっています。

展示物に関する豆知識が添えられていてるので、一つ一つ読み進めていくのもオススメ

可愛らしい桃飾りで彩られた廊下にも、さまざまなおひなさまが展示されています。
とっても華やかな空間~。

今回のテーマは”伝統と革新 雛の競艶”

古さと新しさが艶やかに競う、今回の冬期特別展。
今年は開館30周年記念冬期特別展として、“ゴシック&ロリータ”で話題となった岐阜県にある節句人形の製造卸問屋「後藤人形」から、現代創作雛を特別展示しています。

特別協力「後藤人形」の節句人形工芸士・後藤由香子さんが手がけた作品を多数展示

写真の「織部」という作品は、自由と個性を尊重して「茶道」の新しい時代を築いた古田織部の思想をテーマにした作品だそうです。
衣裳や前飾り、屏風など、日本茶を思わせるグリーンで統一され、とっても独創的。お顔の表情も柔らかで、見入ってしまいます。

歴史的価値の高いお雛様も!

歴史的価値の高い約300年前の江戸時代中期「享保雛」をはじめ、
時代の移り変わりによって変化するお雛様も見比べることができます。

ちなみに写真のお雛様を見比べると、
左側2組(左から明治時代・大正6年)の女雛は両手を袖の中に入れ
右側2組(左から大正8年・大正9年)の女雛は両手を袖から出して檜扇を持っています。

金太郎をモチーフにした、和紙人形。
三人官女はウサギ、五人囃子はサルにタヌキが並び、何ともカワイイ。

コロナ禍での開催となり、開成町や大井町の雛まつりイベントは中止となってしまいましたが、
今年もお雛様は、華やかに優しい笑顔で子供たちの健やかな健康と幸せを願っています。

イベント情報

日時

開催期間 2022年2月14日(月)~3月31日(木)
開催時間 9:00~16:30(最終入館 16:00)
※休館日3月7日(月)・14日(月)・22(火)・23(水)・28(月)

詳細情報

南足柄市役所

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