2018年中井町「五所八幡宮例大祭」で中井町の伝統に触れる

毎年4月29日に行われる「かながわのまつり50選」に選ばれた祭り

私は今回初めて参加します。「鷺(さぎ)の舞」が楽しみ!
午後4時頃到着したのですが、4台の山車が到着したところです。凝った透かし彫りに色鮮やかな山車!そして活気に溢れた会場に圧倒されます。

山車の中では祭囃子が演奏されています。山車が戻ってきたので「五所八幡宮」へ行ってみよう!

青空とのぼりが清々しく、背筋が伸びる気分。
お参りしてから、裏側の なだらかな坂道を下ったら

屋台がたくさんありました!美味しそう!

町中を練り歩いていたお神輿が!

天狗様がお神輿を従えて戻られました。

赤と白のお神輿は迫力満点!

山車に何度も向かっていきます!

お神輿が揃ったら、神幸祭(しんこうさい)と鷺(さぎ)の舞が始まります。

そして御旅所舟形舞台で鷺の舞が。正式には「獅子と竜と鷺の舞」で、
〇獅子は悪魔を追い払い住み良い地域社会をつくる意味の舞。
〇竜は水に不自由なく五穀豊穣を乞い願う農耕の祈り。
〇鷺は太陽の使者ともいわれ、光と熱の恵みを願い、平和な明るい社会を表現したもの。だそうです。

「獅子と竜と鷺」を被り舞が行われる。
この舞はたいへん珍しいもので、東日本でも3地域(福島県勿来の関の熊の神社、神奈川県大磯町国府祭)にしか残っていないという貴重な民族芸能です。

先ほどまでは、威勢のいい山車と神輿に圧倒されましたが、
それも神事。この神輿に乗った神と人がふれあうんですね。
夕闇が迫るころ松明に照らされながら神輿の川入り、そして本殿へ御霊返しをして祭りが終わります。

残念ながら私は川入りまで見られなかったので、また来年伺いたいです。

白五穀をいただきました。

舟形舞台の近くに小さなおむすびがあったので近くの方に聞いてみました。
「白五穀」というそう。わかりやすく言うと、白いお赤飯。皆さん「しろごっく」と発音されていました。

「神事が終わったらお配りします」とのことだったので私も1ついただきました。ありがとうございます。

中井町の方たちが大切に守り受け継いでいる、素敵なお祭りでした。

 

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